富士チャレンジ200K ソロクラス 3位
■4時間53分 200w(NP255)124拍/166 83回転
予報通り雨
降り方によってはホイルチョイスが難しいんです
数年前コスカボで大雨の中フジチャレ走った時、終盤にかけてホイルに水が溜まり信じられない位の重さになった辛い思い出があるので、それは避けたかった・・・
予報を確認すると後半にかけて強くなる?
シャマルで決定
ホイル シャマル
タイヤ Fスーパーソニック8.5K Rフォース24C7.8K
ギア F52/39 R11-28
サーキット路面なので雨でもスーパーソニックで問題無しという考えから
実際一度も滑らなかったし、なんであんな良い路面のコースでコテコテ転んでるのか不思議な位
先頭集団でも左コーナー踏みだしで滑る人とか、沢山居ました
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今回は嫁さんも100Kにエントリー
これをモチベーションにして、平日時間の無い中
息子が寝た瞬間を狙ってローラー練習をしてる日々・・・・この日まで中々の集中力でした
最終仕上げとして高負荷の実走をさせたかったので、土曜日に息子を実家に預けて夫婦で龍Q館練習に参加させてもらいました
これが良かったみたいで、普段ローラー練習ばかりの嫁さんが集団で走り風除けが居て滅多に使わない大きなギアを使って走り、ギリギリまで追い込めたのが良かったらしい
富士チャレ100K女子で、きちんと結果を残して2位表彰台
やっぱりやればやっただけの成果が出るけど、本当に毎回死にそうなローラーやってるので、大したもんです
朝嫁さんの実家三軒茶屋により、お義母さんをピックアップ
本日のベビーシッターです
やっぱり身内にお願いすると、レース中まったく息子を気にする事無く安心出来るから助かりました
お互い両親が近くに居るから本当に助かってます
今日は雨で低い気温
一番心配するのは低体温症とハンガーノック
体温をキープするためにいつも以上にカロリーを使うので、内臓を冷やさないようにしてなるべく食べる
朝食は
嫁さんが作ってくれた フランスパンサンドイッチ2個
高橋家サイズです、デカイです
オニギリ1個
ドライフルーツパン半分
まだお腹に入るなぁ~と・・・コンビニによって
オハギ・・・・・4個!!
スタート前にジェル一本
2000Kカロリーオーバーか? まぁいいか・・・これから走るし
雨対策はインナーキャップ
レインシューズカバー(ゴムのピチピチしたやつ)
雨用インナー
イナーメレインジェル &オールシーズンあわせ塗り
やっぱり何度使ってもこのイナーメレインジェルの高性能に関心します
今回のレースで使い切ってしまったので、これはすぐに手配しておかないと・・
保温効果もあるし、脚に関してはずーーーっと水を弾いて寒い冷たいって言う感覚は皆無でした
嫁さんもたっぷりヌリヌリして、寒く無かったとのこと
雨用インナーも通気性は良いけど外から来る雨は弾いてくれるので
レース後インナー脱いだら半袖部分は全然濡れてませんでした、、、
一番大切なお腹周りが冷えないので内臓にダメージがなく、最初から最後まで補給も固形物ばかりでOKだったので、冷やさない対策がやっぱり最重要
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今回イナーメはたくさん居ます
タカオカ、マコト、ナガセ、ナマダメ、ワダ 5名
準備万端でスタート
序盤は毎度の事ながら危ないので、招待選手と一緒にチョイチョイローテに入る方が安全
さらに路面が濡れてるので極端にコーナーが遅くなりそこからのダッシュが発生するから、やっぱりローテに入ってる方が脚が残る気がする
なるべくタカオカさんのそばから離れないようにしておくと、同じジャージだと流石にそこに割り込んでくる人も居ないし自分の影が見えたら譲ってくれるので、チーム員の近くに居る事は自分の安全&ストレス軽減にもなる
練習でも一緒に走ってるから真後ろにペタ付けしても何の心配も無いしね
100Kクラスの選手が意外と展開を作らず、まったりと進行
ひたすら招待選手が一定ペースで引いてくれるので、登りゆっくり平地下りは踏んでくれるからラクチ
200Kクラスの選手はここでは当然まだまだ無理はせず
残り2周になり、200Kの選手は一度後ろに下がり先頭集団の100K選手を全員前に出して最後の勝負をしてもらう
100Kが無事にゴールしてから、いよいよ200Kのレースが始まります
最速ラップは100K終了後に出てるので、後半ジワジワ上がっていく感じ
ここでようやく集団内の200K選手を確認する、、
イナーメは全員残ってる、、、
目立つ選手は
そしてフィッツジャージ2名 VCフクオカ 他にも実業団ジャージがチラホラ、、
1人パールイミズのセミワンピジャージの人が強い印象
そしてお馴染みというか、エンデューロでは毎回最後まで争うライバル
ナラさん、
今年絶好調なSHIDO ナカオ君
なるしまも2名 オバタさんがこのレース最有力候補
登坂区間でナマダメさんが上げていく、、、そこにタカオカさんがジャンプする
俺は集団待機
他に追わせるも、、、あれ???
意外とみんなスルーしてるというか、間を詰める人はいつも同じで
オバタさん、ナカオくん、ナラさん?
どうして?
自分としては強い選手に足を使ってもらって、常にオバタさんの後ろに付けばよいだけなので助かってたけど・・・・
オバタさんも回せ―――!!!って声かけてたけど賛同してくれる人はあまりいなかったような・・
オバタさんナカオ君が詰めに行かないときは
チャンスなので自分からタカオカさんめがけてジャンプしていく
かなりきついけど、チャンスな時はみんなもきついはず・・・
途中4名逃げ決まったと思ったのに、、黒いジャージのチームか?
関係ないのに追ってきて全員引き連れてきてた
エンデューロあるあるだけど、空気読めよって本気で思った
それくらいきつかったのに、、っちぇ
ここでアクシデント?タカオカさんが途中で尿意我慢できなくなり離脱!!
あらーーー
しかし離脱して合流してからが、そりゃ~もう、、凄かった
アタック連発・・・・
12名位居た先頭集団がみるみる小さく・・・
レース中ナラさんの動きがかなりやばかった・・・
一周のうちに何度もタイヤが滑ってる、横からチラ見したら
走ってても分かるロゴとタイヤの形
レース中ナラさんに、あーーーーー!!これミシュランのコンペティションじゃないですかーー!! それ俺ダメって言ってたのに、何で雨で履いてきちゃうんですか!!と、一周掛けて説教タイム
説教しながらもコーナーが現れるたびに、何処かに飛んで行ってしまうナラさん・・・
ドライタイヤとかウエット用とかあるタイヤはやっぱりダメなんですよ
見て分かるほどの滑りぐあいって、余程です
勝負のかかるペースアップの時もペースアップ出来ず滑ってコーナーアウト側に飛んで行ってしまうナラさん、、、
あれ若手か普通の人なら集中力切れた瞬間、落車間違いなしレベルなんだけど
あれで転ばず最後の勝負まで居るナラさんのテクニックが半端ないなと、、、
あの辺は経験の差というか職人技ですわ
ま、実はこれが最後の勝負所で大きくかかわってくるのですが
この時はそんなことわからなかった
自分はスーパーソニックだけど、問題無し
余計な事しなければ滑らないし、攻めて走らなくても一コーナー先頭で入ると大抵後ろが離れてるから、そんなに心配なく走れてた
中盤に入り集団は10名
オバタさん含むなるしま2名 周回遅れタカオカさん マコトイナーメ2名
SHIDO ナカオ君、ナラさん VCフクオカ ミノハラさん
先頭集団に居ても落車回避がこの日は三回
2回ほどコース外に吹っ飛ばされましたというか・・・逃げました
一回目はメインストレートで集団のスピードがふっと緩んだ時、下見て走ってた選手がまずオバタさんにハスル、、、その煽りではすった選手がふらついて、後ろの選手が完全に横倒し落車で、オバタさんの左後ろに居た自分にすっ飛んできた、、
完全にフロントタイヤで落車した選手の後輪ヒットしたけど、ブレーキかけたらこけるのでジャンプしながら外側の芝生に避難
芝生オモーーーーい!!! さらに溝があるのでもう一度バニホしながらコース内に戻りギリギリセーフ・・・
2回目は先頭走って一コーナー進入したら、周回遅れの集団内で落車発生
これも後ろに居た人たちはパニックブレーキで次々落車
当然先頭走ってた自分に向かって自転車滑ってきたのですが、
基本雨のコーナーリング中はブレーキレバーに指掛けてません、、
何かあってブレーキした瞬間こけますから
瞬間的に出来る事は回避行動のみ、、これが良かったみたいで
イメージ的には右コーナーリング中、左に曲がる感じ
実際には自転車を起こしただけのアクションだけど、本人操作はそれくらい大きな動作でした
ここもコース外に向かって一直線・・・アウト側のゼブラゾーンはかなり大きな段差と広さがあるのはバイク時代から重々承知してたので、ここも思いっきりジャンプ
人工芝が滑りそうでめちゃめちゃ怖いけど、減速してしまうと
コース内に戻るためにゼブラゾーンを飛び越えられない、、、
最悪なパターンは戻ろうとしてゼブラゾーンに脚取られて落車、二次災害・・・
これは避けたいので、ここも全力で加速して斜めに走りながらジャンプ
後輪だけゼブラにヒットしてしまって、パンクしたか!?!?!と焦ったけどギリギリセーフ
今年のフジチャレは中々油断できません
シャマル登坂部分は良いんだけど、流石にアベレージ速度の高いレースだときつい部分がはっきりしていて大変でした
下りと平地でとにかく休めない、、、下りに関しては漕がないと置いていかれるしメインストレートでもスピードが上がった時に、予想以上の出力で踏まないとおいていかれる
一度タカオカさんがアタックして、頂上で合流した時
そこからさらに平地を加速しだして、、、50K付近になった時は
後ろなのに千切れるかと思った
何あの平地速さ、、、
そんな感じでタカオカさんアタックバンバンして残り三周になり
周回遅れのタカオカさんは勝負に水差すようなことはせず、そっと後方待機に回ってくれました
これでかなり助かったかも、、あのままやられてたら千切れてた
メンバーは5名 オバタ ナカオ、ナラ、ミノハラ、マコト
ここまで自分からアタックを一度もしてなかったミノハラ選手が独走逃げ切りを狙いアタック
後ろ4名はシメシメと、、何も言わないけど誰も追わず
一定距離を保って坦々とローテ
残り一周で交わせばいいかなと思ったけど、先にミノハラさんが落ちてきて終了
ラスト一周、先頭で一コーナーに入る
いつも通りのスピードで
ついてきたのはオバタさんのみ、後ろ2名は若干間が空いたけど
その直後下りでオバタさんがアタック
ん????
すぐについてオバタさんについていけば2位
しかしオバタさんと勝負してスプリントで勝てる可能性は、パンクかトラブルでも無い限り0に等しい
その0を可能性上げるのは、オバタさんに一人で走ってもらい
後ろナラさんとナカオ君と合流して3名で追いかけてメインストレートで交わせば、流石にオバタさんと言えども勝てる可能性あり
ナラさんとナカオ君も同じ考えで、オバタさん自身は最後まで行けば確実に勝てる所をアタックしてくれたので三人ニヤニヤ状態
下り最中で即合流して3人の考えは一致した所でいくぞーーー!!!
左コーナーでナラさん大きくタイヤ滑る、、、外側に居たナカオ君飛ばされる
IN側に居た自分かなーーーーり先まで先行してしまう
やっばーーーい!!!
すぐ隊列を整えるけど、スピードが乗ってる場所での減速
ここで一気にオバタさんと差がついてしまった・・・・15秒
3名で懸命に追うも中々差がつまらない、、、オバタさん分かっちゃいるけど強い
登り切った所で15秒 終わった
ここから三名でスプリントになり牽制が入り、スピードが一気に緩んで誰が仕掛けるか
まずナラさんが巡航に持っていく
ナカオ君が早掛け気味でアタックした、、、後ろに潜り込み残り150Mで自分が掛けて2位もらったーー!!と思ったら、ナラさんに刺された
タイヤを滑らせた人に刺された
ショック!!
スプリント力無い自分としてはかなりナイスタイミングだったけど、自分が思ってる以上に脚にきてたらしい
3位でした
後からなんであそこでアタックしたのかオバタさんに聞いたら、
ナラさんが一番遅れる場所が1コーナーと直後の左だったから、1コーナー抜けた時にアタックすることを決めてたらしい、、、
ん~~~やはりこの辺はロードレース偏差値というか、凄いですわ
ただ強いだけじゃなくて考えてる
自分もこのメンバーだと脚は無いんだけど、エンデューロは戦略とやり方で生き残ってる部分があるので、今回みたいな考えを聞かされた時の方が悔しいなぁ
こんなレースを数多くしてるタカオカさんとかオバタさんは
レースの結果に関係なく賞賛されるのが良くわかります
しかし今回の最終局面はどちらにせよスピードの無い自分としては、後ろと合流してオバタさんとの勝負は避ける以外勝ち筋は無かったので、最後の最後は単純に力の差が出てしまっただけです
今回も運も偶然も無く結果的には強い人がちゃんと勝ったレースでした
去年同様100Kレースが終わってからは招待選手は後方に移動して
選手同士でレースをさせてもらえたのもロードレースっぽくて面白かったです
TSS390・・・・
今週はこのまま回復しませんな
出し切りました
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ちなみに去年のデータ
■4時間58分7秒
198w(NP244)134拍/174 85回転
今回と似たような数値ですが、これ70K以上2人で逃げての出力なので
GOKISOホイルやっぱりすげーわ
下り区間ほとんど踏まなかった気がする、、、
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フジチャレ参加のみなさんお疲れ様でした
雨のレース出るのいやだな~とか聞くと、積極的にDNSをオススメします
練習で出来ない事はレースでも出来ないので、ブレーキ、コーナーリング雨で試してないのにスピードが上がるレースで出来るはずも無く落車が発生するんだと思ってます
レース会場に来て、カーボンホイル全然ブレーキきかねーーー!!とか
そんな会話を聞くと正直アホカと思ってしまいます
どのシューが効くのか試せよーーー、周りに危険を及ぼすのに
まだまだこの辺の安全意識が低いですね
嫁さんは練習中スーパーソニックを履いてて、濡れた路面にフロント滑って落車してしまいましたが、それによりタイヤをすぐスペシャに変更したので
今回フジチャレではまったく滑らず気にならなかったとの事
これも練習できっちり試せたから今回の結果に繋がったのかと
練習で試すのは大切です
せめて本番仕様でレース前は練習しておきましょ
偉そうな事を書きましたが、こういう小さい事からコツコツみんなでやっていけば落車もケガも少なくなると思ってます