6月2日早朝父親が他界しました
12月末に体調を崩して病院へ、診断の結果間接性肺炎という難病指定の病気が発覚
思い返せばちょっと歩いたらすぐ息が切れたりということが多々
難病なので治療薬は無く、直すことが出来ないけど現状を維持する治療を選択
いつでも血中酸素が分かる機器を用意して、自宅にも酸素システムを導入
しかし肺に水が溜まってしまい再入院
約1か月に渡る精密検査の結果、肺胞ガンという肺の膜に出来るステージ4のガンも発覚
この検査入院1か月でかなり体力が落ちてしまった
コロナかの中で親族であっても父親には誰一人会えず、テレビ電話で容態を確認するのが限度
更に本人も病院というか、病棟からフロア移動もできない軟禁状態により
ほぼベットの上で3週間生活したことにより大幅に筋力が落ちてしまい
30日振りにあう父親の姿には驚いた
ほぼ自足歩行が不可能な状態
ガンと間接性肺炎のダブルパンチにより肺の機能著しく低下しており、
ちょっと立ち上がっただけで血中酸素が80台に落ち込む状況、
体力低下の問題もあったので、自宅療養に切りかえる手続きと医療器具というかベットやポータブル酸素キットではなく装置も準備
酸素の機会はレンタル可能でしたが、介護別途は購入
シングルだと要介護認定が下りれば補助金が出るのですが、ダブルが良いということで補助金適用外になり購入
自宅内でも車椅子もしくは、人につかまりながらヨタヨタと移動することしかできず
バブル時代に建てた実家は段差が多く、更に廊下も長いのでお風呂上りにヒートショックの危険性など
とにかく高齢者には優しく無い家でした
こんな状況になり当然2階には上がれなくなったので1階部分にベットを移動して生活
3人兄弟なのですが、弟は実家に居たので常に連絡は入っており
母親が介護疲れでかなりマズイ状態だなということは聞いてました、自分も実家まで5分程度の場所に住んでいたのでなるべく状況を確認しにいってました
妹は麻布に住んでいますが、お客さんが入ってない時は極力実家へ戻ってきてもらってた
3人共サラリーマンでは無いので時間の都合をつけやすい状況ではあったのが、お互い助かってました
ここでこのまま実家では暮らせないと実家の建て替えを進めるべく、各種手続きを開始
ここで土地に関する大きな問題が発覚
実家の土地は区画整理に一部かすっていて、この地区周辺は区画整理開始した時に30%の土地を国に提供することになっており
我が家も例外ではありませんでした、
しかし30%を提供しても区画整理として使えない場合、買い戻す
もしくは代替え地を譲渡されるとのことですが、我が家は買い戻して更に代替え地提供のダブル
自分の購入した土地を奪われて、更に買い戻してくださいとか
ヤクザよりもひどいとは思うけど着地点を見つけないと先に進めない
役所に聞くとこの20年間でこういったやり取りは市内全体で6割か進んでないようで・・・うちの父親もそんなバカな話あるか!みたいな感じで進んでなかったようです
更に代替え地は外壁の横2M位幅の土地を今の土地に沿って渡すといわれたけど
壁を壊してセットバックして、更に植木関係もセットバックする見積をして
その額がはっきりしたら解体開始
同時進行で4月に住宅メーカーと弟妹が打合せをして、ほぼ形も決まり
図面もエスキスじゃなくて、こっちのやりたいことが決まってたので本図面の提出を5月中にとお願いしました
正直家を建てるのに1か月以内で製図を出せというのは割と無謀で間に合わないのが普通ですが、こちらの状況を伝えやりたいことは伝えてるし予算ウンヌン何も言ってないのでとにかく急いでほしかった
しかし役所が頭に来るほど遅い
何度足を運んでも言ってることがおかしくて・・・・こっちは買い取り額も譲渡してOKしてるのに、セットバックの見積がゴニョゴニョ
今期の予算はもう一杯なので来季になりますとか・・・
おいおい、、、そっちの条件飲むといってるこんな好条件な人いるの??と聞くと、いませんと
だろ?じゃぁ最優先で動かないと自分が生きてる間はもう立て替えないから=判子押す気は無いと伝えてようやく最優先で動きますといってくれたけど
ここまで非常に長かった
しかし今日現在まだ見積が出てない、、先月ようやく見積業者が入札により決まりましたとのこと
住宅メーカーにもセットバックの見積試算はお願いしてるのでおおよその金額は分かってるんだけど、役所は本当に遅い
更に同時進行でYouTubeを見て税金の勉強
何気に司法事務所から税理士などYouTubeには無料の先生沢山有益な情報を流してくれてたので、時間のある時はとにかく頭に叩き込んでた
そして知らないうちに法律がガラっと変わってたり、税理士さんですら知らないもしくは、新しい法律をうまく使いこなせてない事務所が大半だった
そっちのほうは弟が全力で動いてくれてたので財務関連は全て舵をとってもらってたので助かった
自宅療養では薬から痛み止めの麻薬みたいな薬の知識は妹が担当してたので
母親がパニックになることは無くそっちも問題なく進んでたので
何とか年内建て替え行けるかなと思ってた5月
容態が一日一日悪くなっていくのが見てても分かった、、本人もカレンダーを見て夏まで持たないかもとボソっと・・・
兄弟三人はある程度の余命は聞いてたけど、まさかここまで悪くなっていくとは予想してなかった
そして今週にはいり月曜日、トイレ中にブラックアウトしてしまったと連絡があり
本人の尊厳もあるけどトイレ中に頭打ったりしたら危ないからとオムツにしてもらうことを承諾
しかし水曜日AM1時位から容態悪化
かなり苦しい状態が続き、モルヒネを打ってほしく病院に電話をしたけど
準備は病院が始まる9時から、点滴にモルヒネを詰める作業で1時間
最短でも11時になるとのこと
自宅にあるかなり強い薬を30分起きに飲ませる、、20分位落ち着く
この間隔が短くなってきた早朝4時頃、自分に電話がかかってきて
息子を起こして3人で実家へ、、4時30分に自宅に到着すると薬が効いていて落ち着いてる状態でし
すでに血中酸素が60%、脈が140とほぼ溺れてる状態
薬は痛みは取るけど苦しさは取れないので呼吸が浅い
血中酸素の機械がエラーが頻繁に???
腕を握ると脈が早いけど機会で測定しなくても血圧が大きく低下してるのに気が付き
家族全員を急いで呼ぶ
全員揃って5分位で孫にも看取られながら静かに息を引き取りました
コロナを理由に家族葬にして
遠くに住む親戚関係、仕事関係などは葬儀が終わってから報告することにして
極少数で葬儀を取り行い土曜日無事に終わりました
在宅医療に切り替えてたので死亡診断書も当日すぐ出せたし
救急車と警察が来ることもなく自宅で亡くなりましたが、ガヤガヤすることなく今日まで無事にすべての行事を終えることが出来て今はほっとしています
来週からは兄弟三人手分けしての山のような事務作業と手続きが控えてますが
自宅の建て替えは母親がちゃんと暮らせるようにと父からの遺言もあるので、年内に何とか完成させるべく兄弟三人で手分けして頑張っていこうと思う
しかしこの半年間は流れるように時間が過ぎて行った感じ
とにかく時間が足りない、足りないと思いながら過ごしていたので
今はちょっとボヤっとした精神状態
自分の中ではいつも通りの生活スタンスが保てなるのがボーダーラインだったので、その辺はギリギリ保ててたと思うので弟と妹には感謝しかない
下二人が優秀だと助かる
徐々に通常モードに戻していこうと思います
葬儀業者さんが、気を利かせてこんなものを
ゴルフが好きだったので、ゴルフボールのモナカ???
ちょっと目を離したらおかしなことに、、、
あ、、、、息子ちょっとかじってる!! これには全員笑ってしまった
取り敢えず戻しておく
息子なりに良い供養してくれた
父親には悲しむ準備期間と業務的な時間は多くもらってたので、来週からも特に焦ってやることはなく
準備が終わってる財務業務をこなしていくだけにしてくれたことは本当に感謝してます
通常モードに戻すべく、今日夕方からの体操教室は3人で行ってきます