6月のCT検査で
折れてる箇所は多分ついたんじゃないかな?という判断、これも確実というわけでなく骨折線が消えてたのでという見解なんですけどね
じゃぁボルトいつ抜けますかね?
この問いかけに主治医が難しい顔をして、裂けてる箇所はこの先もこのままで、ブリッジしてこないだろうとのこと
イメージこんな感じ
約一年痛みも我慢して治ることを信じてたけど、この状態から何も変わらないというのは流石に耐えられない
この一年、まともに熟睡出来た日があっただろうか?
寝返り打つたびに、どうしても痛みで起きてしまい、股関節の角度が悪くて足を伸ばせない為仰向けで寝ることは不可
しかしこれもボルトを外せば色々改善されるだろうからそれまでの辛抱だと思ってましたが、どうやらそうもいかない状況
それで6月から人工股関節に関して色々調べ始めてたけど、ネットで調べられる文献がどうしてもお年寄りのものばかりで、アスリートレベルでは見つからない
痛みがなくなるだろうけど運動出来なくなるのは嫌だなと思い何かしら同じような人がいないか探し回りました
しかし個人では限界があり、どうしたもんかなぁと悩んでたら
内房レーシングのヤマクラさんが相談に乗ってくれて、レントゲン画像を渡したら知合いの整形外科医に一斉送信してくれて、各先生の返信内容を教えてもらえました
ほぼ全ての先生からズレが大きすぎる、骨頭の変形が見られるので人工関節を進めるという内容ばかりでした
その中でも自転車に乗ってる先生を紹介してもらい、セカンドピニオンを受けることにしました
7月中頃、ヤマクラさんに紹介してもらった先生に受診してもらい
色々な不具合を発見
同じデータなのにCTもMRIも見る人によって全然違うんだなという認識です
同じソフト使ってるはずだけど、同じ画面にいろんな画像立ち上げて
素人にも細かくわかりやすく説明してくれる
触診してから、ここロックしてますね
おかしいなと?画像を細かく見ていく
CTをスクロールしていき見つけてくれた画像がこれ
完全に頸部が折れてて、骨頭が回転してるのは
まぁいいとして
一部骨頭が裂けてササクレのようになり、これが骨盤の受け部分にあたり物理的にロックしてしまってたようです
ストレッチとかしても無駄なはずだ
脚の長さも画像データからきちんと出してくれて
21mm短縮してました
短縮してるのと曲がって付いているのでまっすぐ立てるはずもなかったのです
立てなくて当たり前の状態でした
何となく自転車離れましたが、歩くのはキツかったです
7月に撮った画像も真んが自分ですが、すごく曲がってる
本人まっすぐ立ってるつもり
上記から骨のささくれた部分を削る案も考えてくれたようですが
トータルを考えたら、削ったくらいでは骨頭の変形、接合角度、脚長の改善はないという判断で人工関節を勧められました
メリット、デメリット両方じっくり話を聞き納得しました
とにかく自分的にはこの痛みを我慢しててもボルトは抜けず、これ以上の向上は望めないという判断から人工関節にすることを決意しました
競輪選手でも同じものを入れて現役で走ってる情報もゲット出来たので、若干気持ち的には明るいです
今の人工股関節の性能はかなり良く、ほとんど削れて磨り減ることがないようです
これもレーシックと同じで、新しいのを装着して経過年数が5年程度の実績しかないらしく30年持つ40年持つとは言えないようですが、昔と比べてはるかによくなってるとのこと
術式も最新は小さい切開で可能らしいけど、自分の場合はボルト&プレートを再度取り外さなくてはいけないので、割と大きく深くでんきんから太もも横をパックリ開けるので、術後筋肉の回復には時間がかかりそうです
もがくと痛いんですけどと、伝えてたけど単純にこの骨が骨盤に接触してピキ!!っとした痛みが発生してたのかと
ここからは話が早かったです
人工関節のカタログを引っ張り出してくれて、これが一番データ的に優れてるとか、運動するならこの組み合わせがいいなとか
かなり時間をかけて説明してくれました
こんな感じになります
接合方法も2パターンあるのですが、受けの部分を骨盤にボルトどめする方法もあるではなく、画像の黒くブツブツしてる箇所が骨融合して人工関節を取り込んでいく方法
なので、定着には時間がかかりますが将来的にこちらの方が良いししっかり着くとのこと
取っちゃいけない体勢もあるらしく、靭帯が無くなるので外れる瞬間まで痛みなく脱臼してしまう恐れ
外れたら通常と同じように痛いそうです
色々気をつけることもあるようですが、今よりは全然良くなると自信を持って説明されたので、紹介された先生に手術もお願いしました。
富士チャレをエントリーしてたのですが一刻も早く人工股関節にしてもらいたいのでレースはキャンセルです
当然沖縄も今年は行けませんが、年内じっくり治します
予約投稿してたので、これが投稿されてる時は手術中かと思います
手術を無事に終えたとしても
どの程度痛みがなくなってるのか、動きの制限はどうなのか?
運動はどこまで可能なのか?
術前にかなり調べたのですが、こればっかりは本人の状態次第なのとお医者さん同士でも考えかたが全く違うので正直わかりません
まずは手術が無事に予定通り終わることを祈ります
次のステップはそれから考えようと思います
不思議だったのは痛みの原因がはっきりわかったので、今までなぜ内転筋がある一定の力をかけると激痛だったのか分かってませんでした
で、それが分かった途端
無理をしなくなったというか、ちょっとでも痛いと動きたくなくなったし
痛くても何とか歩いてたりしてたのですが、7月からは歩行数も減った
少しくらい痛いだけでも動かなくなったというか、痛みに対してかなり弱くなってるのに気がつきました
手術すれば今より改善できるという逃げ道が分かった途端、脳が楽な方を求めてるようで
スイッチが入っちゃった?
集中力切れたのか、7月からは本当に痛い痛いうるさいくらい自宅で唸ってたのですが
これまた新事実発覚でして、
本日の事前検査でMRIを取ったのですが数ヶ月前と状況が一転してついに恐れていた骨頭壊死の兆候が確認されました
痛みが増したのは気のせいじゃなかった
どの程度改善できるかは未知数だけど、最低でも今より良くなることは確実かなと
しかし予想よりも大変そうで、メインの人工股関節はそうでも無いけど
今現在装着してるボルト数本とプレートを外すのが結構厄介なようで手術時間が3時間ちょっとかかるようで結構長いのと、術後は術部からドレンを突き刺しての経過観察をするかもしれないとのこと
いろんな場所に管が通ると一気にキツくなるのでそれだけが若干心配ですがしょうがないです
抜糸するまでは退院出来ないようなので、また病室内にWiFi環境整えてのパソコンで何とか仕事をこなせるようにして、後は若手に任せよう
嫁さんにも差し入れは厳禁にしてもらい、動かないので極力病院食で我慢します
去年一気に太ってかなりビビったので、今回は気をつけようと思います
嫁さんチョイスのこのアイテムは持っていきます
本格的なものから、組合せで栄養バランス整えるもの
そして若干遊び心あるやつも
流石のナイスチョイス
現在10:00
手術はお昼からスタートなのですが、腹減った